2023年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公は、槙野万太郎。神木隆之介さんが演じます。
モデルとなったのは植物分類学の父と呼ばれる牧野富太郎さんです。
朝ドラをきっかけに牧野富太郎さんを知りました。
どんな人なのか、詳しくまとめます!
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[PR]NHK朝ドラらんまんモデル牧野富太郎さんってどんな人
2023年前期の朝ドラ「らんまん」。主人公、槙野万太郎(神木隆之介さん演)のモデルは、牧野富太郎さんです。
高知県高岡郡佐川町生まれ、老舗の酒造「岸屋」の跡取り息子として生まれています。
朝ドラでは、佐久間由衣さんが演じるお姉さんが登場しますが、実際には一人息子だったようです。
豊かな自然に幼いころから親しみ、植物への興味が人一倍強かった牧野富太郎さん。
幼少期から地元の塾で学び、高度な学問を身につけていたからか、小学校の授業には満足できずになんと自主退学してしたのだそう。
そして、独学で植物の研究にいそしみます。
植物分類学の父
牧野富太郎さんは小学校を自主退学しながらも、独学で植物についての研究を重ね、理学博士になっています。「日本の植物学の父」と呼ばれている人物です。
小学校を退学した後は、植物採集に明け暮れる日々で、生涯日本全国の野山をまわって植物を集め続けていました。
標本の数は50万点を超えているというから驚き。実際に、ご自身が集めた標本と一緒に撮った写真があるのですが、部屋中にうずたかく積まれた紙の束で、富太郎さんの背丈を超えるほどでした。
名付けた植物の数も1,500種類以上。
新種のササには、最愛の奥様、寿衛子さんの名前を取って「スエコザサ」と命名しています。
系譜を見ると、「昭和天皇に植物学を御進講」ともあり、植物学の世界では最高峰の方なのですね。
笑顔が素敵な人
牧野富太郎さんはとにかく、いつもニコニコと笑っている、笑顔の人だったそうです。
朝ドラが始まる前に放送された、ようこそらんまんスペシャルでは、牧野富太郎さんの写真が登場しました。
このTwitterの記事の1枚目が牧野富太郎さんの写真なのですが…。
なんて魅力的な笑顔なんでしょう。天真爛漫さ、人柄の良さが伝わってきます。
植物採集に向かうときは、恋人に会いに行くようなつもりで、正装だったそうです。
神木隆之介さんが演じる槙野万太郎もスーツに帽子、蝶ネクタイといういで立ちでした。そういう理由だったんですね
猫が好き
牧野富太郎さんは猫が大好きだったそう。
生涯、猫とともに暮らしており、牧野家の愛猫の名前はすべてチーコ。
牧野富太郎さんと猫は切っても切れない関係性だと思うのですが、朝ドラにも登場するのでしょうか?
今のところ、出演者(?)に猫の名前は出ていません。
もしかしたら、この先の出演あるかな?
夢に向かって、興味のあることに向かって、情熱を注ぎ続ける牧野富太郎さんという人。
研究にはお金がかかるので、裕福な実家の稼業も傾いていったようです…。
朝ドラが進むにつれ、そのあたりの経緯もドラマで出てくるのではないでしょうか。
[PR]牧野植物園でバイカオウレンを見たい
牧野富太郎さんの出身地、高知県には牧野富太郎さんの業績を記念して作られた「牧野植物園」という施設があります。
この写真は、牧野富太郎さんが大好きだったというバイカオウレン。朝ドラにも登場しますね。
第1週のタイトルでもありました。
牧野植物園で見ることができます。
バイカオウレンが咲く時期は、通常は2月~3月にかけて。
春の声が聞こえてきたなあ、という時期にひっそりと咲く、かわいらしい小さなお花です。
梅の季節とほぼ同じですね。バイカオウレンの「バイカ」は梅の花が由来と言われています。
オウレンは、根っこが黄色いから、ということ。
朝ドラでも、裏山の日陰、やわらかい地面に咲くバイカオウレンの姿が出てきます。
牧野植物園では、1月の草花として紹介されています。
バイカオウレンを牧野植物園見たいならば、1月以降、2月くらいまでだと思います。
ホームページでその時期の見ごろの花を紹介しているので、確認してみると良さそうです。
◆牧野植物園
〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
アクセス:車の場合 高知自動車道高知ICから20分
電車の場合:JR高知駅⇒MY遊バス
一般730円 (高校生以下無料)
引用:ご利用案内|高知県立牧野植物園
団体630円 (20名以上)
年間入園券2,930円(1年間有効のフリーパス)
遠方から訪れる場合は、宿泊予約が必須です。
牧野植物園の入園チケット付きプランを利用すると便利!
まとめ
朝ドラらんまんの主人公、槙野万太郎のモデルとなった牧野富太郎さんについてまとめました。
酒蔵の一人息子として生まれながら、好きな植物の道に進み、その情熱を植物に注ぎこんだ人です。
笑顔の人、猫が好き、植物採集は恋人に会うつもりで行く、などのほっこりエピソードにも思わずこちらが笑顔になってしまいます。
牧野富太郎さんの生涯を、朝ドラらんまんでたどっていくのが楽しみです。