2021年後期に放送される連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。
2人目のヒロインを演じる深津絵里さんについて、朝ドラでの役柄や出演時期などの情報と、過去の出演映画についてまとめました。
カムカムエヴリバディ2人目のヒロイン深津絵里はどんな役？
2021年11月1日スタートの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に深津絵里さんがヒロインの一人として出演します。
3人のヒロインがリレーして物語が展開していく、新しいスタイルの朝ドラですね。
深津絵里さんは2代目の「るい」役。これが朝ドラ初出演です。
初代（安子：上白石萌音さん）の舞台岡山から変わって、大阪の街が舞台になります。戦後の昭和37年からの物語。
そこでるいが出会うのは「ジャズ」。クリーニング店で住み込みで働きながら、さまざまな人々に出会い、物語が展開していきます。
クリーニング店の看板娘となる明るさと、母譲りの曲げない性格を持つ人物なんだとか。朝から元気をもらえそうな予感！
るいは、岡山時代は母・安子の娘として生き、その後大阪で暮らし始めてからは夢あふれる若い時代と、その後の3代目のヒロインひなたの母となるという役どころ。それを一人で演じられる力のある人を…ということで深津絵里さんが選ばれたとのことです。
大阪編のキャストは、かなり個性的な人たちが揃っています。特に、すごく気になるのが謎の男、大月錠一郎、通称ジョー。オダギリジョーさんが演じるらしく…。怪しさ満点です。
深津絵里のデビュー作は？過去の出演映画作品まとめ
深津絵里さんが芸能界にデビューしたのは1986年、13歳の時。映画の初出演は2年後の1988年、デビュー作は「1999年の夏休み」です。（その時は深津絵里ではなく、水原里絵という名前で活動しています。）
舞台は山の中の全寮制の学校で、一人の自殺した少年をきっかけにして、悩み、傷つけあう4人の少年たちの物語です。
深津絵里さんはこの中の「則夫」という少年の役でした。
知らずに映画を見ていて、最後のエンドロールの出演者で演じていたのが全て女の子だったという事に気づいて衝撃を受けました。深津絵里さんも超ベリーショートカットで男の子にしか見えません。
すごく不思議な雰囲気のある映画で、30年以上たった今でも心に残る作品と言われています。2018年にデジタルリマスターされて上演されました。
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萩尾望都さんの描いた「トーマの心臓」という漫画を翻案した作品です。
トーマの心臓は電子コミックで購入できます。 萩尾望都さんの名作漫画としても名高いです
深津絵里出演映画おすすめ５選
ここからは、深津絵里さんの出演映画を紹介します。管理人が実際に見た作品の中で、おすすめ順のランキングです（個人的）
ステキな金縛り
三谷幸喜監督のコメディ映画。深津絵里さんは、崖っぷち弁護士エミを演じています。
とある殺人事件の犯人を弁護することになります。被告人は、殺人はしていない、その時は金縛りにあっていた、落ち武者がまたがっていた、と主張するし、それを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ！
そこで、エミは事件現場の民宿に向かいます。（←鬼切村にある屍荘、歯ぎしりの間 w）
西田敏行さん演じる落ち武者更科六兵衛（幽霊）に会い、証人を依頼するのです。
深津絵里さんが大真面目に、幽霊に証言台に立ってもらおうとするところとか、天然ボケ炸裂で、とにかくかわいいです。西田敏行さんのやり取りが面白すぎて、笑ってしまいます。
映画のオープニングが怪しげで面白おかしいメロディで、切り絵のようなアニメーションになってるのも結構好きです。
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ハル
深津絵里さんの初主演作。パソコン通信のメールでつながる、会ったこともない二人のラブストーリーです。
ハルというのは内野聖陽さん演じる速水昇のパソコンでのハンドルネーム。深津絵里さんは、ほしというハンドルネームの藤間美津江を演じています。今となっては名優となっている二人ですが、この時はまだまだ若くてかわいいです。
ほしは恋人を亡くした後、人を愛せなくなっていて、ハルはアメフトで挫折した過去を持っています。顔は見えないけれどもメールでのやりとりでお互いを知り、支えあって、いつのまにかなくてはならない存在になっていくんです。
今みたいに、すぐにスマホで電話出来たり、LINEでやり取り出来たりする便利な時代とは違い、パソコン通信を通して、じっくりとゆっくりと育っていく二人の関係がすごく良いです。
最後は涙涙…。
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博士の愛した数式
第1回本屋大賞受賞作、小川洋子さんの同名の小説の実写映画化作品です。
深津絵里さんは家政婦の派遣で働く、シングルマザー杏子役を演じています。
派遣先で、記憶を80分しかとどめておくことのできない博士（天才数学者）に出会います。家政婦杏子の穏やかな温かさが博士の心にしみわたっていく様が、しみじみとして切ないです。
管理人は数学は本当に苦手なので「数式」という言葉を見ただけで、最初は敬遠してしまった作品ですけど、実際に見てみるとなんとあたたかくて寂し気でとても良い映画でした。
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ザ・マジックアワー
佐藤浩市さん主演の三谷幸喜作品。深津絵里さんは、マフィア天塩商会のボス（西田敏行さん演）の愛人、高千穂マリ役で出演しています。悪女と呼ばれる女性です。
とってもわがままで口も悪いけど、かわいらしく何とも憎めません。物語の後半の西田敏行さんとのやり取りはうっかりホロッとしてしまいます。
とにかく笑える、コメディを見たい人にはお勧めの映画です。三谷作品は好き嫌いがあるかもしれませんが、私はいつもツボです（笑）
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岸辺の旅
深津絵里さんはピアノ講師をしている瑞希役です。失踪していた夫が3年ぶりに帰ってくるのですが、「俺死んだよ」と告げられます。
そして、今まで出会った人たちに会いに行くたびに夫婦二人で出かけます。お互いの知らなかった部分を知っていくうちに「もっと一緒にいたい」と強く願うようになるのですが、すでに二人に残された時間はわずかで…。
切ない夫婦の物語で、深津絵里さんは静かで純粋でけなげな奥さんを演じています。二人でいたいと思っても別れが必ずやってくるというのは切ないです。
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紹介した作品のほかの深津絵里さん出演の映画は、U-NEXTで見放題配信中です。
永い言い訳、阿修羅のごとく、女の子ものがたり、悪人を見ることが出来ます。
深津絵里さんはしみじみ、しっとりした役、ミステリアスな役も似合うし、それでいて三谷作品のようなコメディでもかわいくて面白いですよね。
朝ドラではどんな役柄になっていくのか？今からとても楽しみです。
まとめ
朝ドラカムカムエヴリバディの2代目ヒロイン役、深津絵里さんについて、朝ドラでの役柄とおすすめの映画作品を紹介しました。
朝ドラを見て、深津絵里さんのほかの作品を見てみたい…という方の参考になると嬉しいです。
おすすめドラマの名作についてはこちらの記事をどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
